ようせつ 【夭折】
(名)スル
年若くして死ぬこと。夭死。夭逝。「ーした天才画家」
── 大辞林 第三版より引用
*この記事で一番伝えたいこと*
— 帰省の春もみじ (@Northern_maple) 2018年1月18日
溶接が本気で嫌いになった。いや、溶接自体は全く悪くないんだけど。
今の時期、Twitterでは #春から◯◯大 というしょうもない素敵なタグが増えてきます。大学受験ねえ、懐かしく感じますね。
私が浪人していた頃、周りからよく「これだけ必死に勉強する機会は人生で二度とないんだから頑張ろう」と励まされた記憶がありますが、
大学に入ってからも勉強は当然するし、なんなら浪人時代よりきついんですよ。これが意外と(個人差があります)。
大学生という生き物にとって、1月末から2月頭は「単位」という実体のないものを追い求めて東奔西走する、ある意味師走より師走な時期です。
往々にして大学生は試験前にしか勉強をしません。文系は遊び散らかし、理系は実験の日々。私は理系ですが遊び散らかしました。ガバ大学ガバ学部クソ学科なので。
今回の試験は1月24日に通称T◯EICという、数字を200個選んで塗るだけのロト200で締める形でした。
数々の試験を突破し、最後にロト200を片づけて試験全部終了、爽快感MAXで終われ
る予定だったんだよ(全ギレ)
今回の試験は酷かった。いやもうブチギレですよ。大学生という生き物は試験に対するイライラが限界を超えるとその余剰分のエネルギーはX線として放出されます。
ブチギレ要因は3つ。1つ目はクソ難易度。
溶接という鬼門が試験ラッシュ初日にありまして。その次の日に必修科目の試験でございました。
必修は単位落としても進級できるけど、卒業までには取らないといけないんですよね、必修だから。
一度必修を落として進級すると、その単位を取るために2つのキャンパスの通学を余儀なくされるのです。ちなみに県境跨ぎます。交通費、洒落になりません。この大学で最もクソなところです。
ちなみに二番目にクソなところは1個10万円以上するゴミ箱を買っているところです。そんなものに学費を使うな。校門を突然作るな。何十年もなかったんだから今更いらねえだろ。必要のない自動ドアを設置するな。学部学科増設したらそれに合わせて学食も増設しろ。冷暖房ガバガバなのなんとかしろ。必要なところに学費を使え。あとそれから
愚痴はさておき、聞いた話によると、他大学には追試・再試・単位救済のレポートとかあるらしいですね。一切ねえよそんな慈悲。ぬるま湯に浸かってんじゃねえぞ画面の前のそこのお前、お前だよお前。だから一度落としたらすごく面倒なんですわ。
しかもこの必修科目、いわゆる「物理」の辛酸を今まで散々舐めさせてきた我々に対して突然「化学」のマシンガンで蜂の巣にする科目。
さらに高校化学でいうところの合成高分子。分かる人には分かる、高校生が一番最後になんとなくさらっと習い流して終わるアレ。覚えてるわけねえだろそんなの。お前の鼓膜でイオン交換してやろうか。
当然他にも試験はありますが、特にヤバい二大巨頭に向けて死ぬ気で勉強します。が、ここで高度な心理戦が発生。
・溶接も必修も難しい
・溶接は必修じゃない
・溶接をバッサリ捨てて必修一本に絞った方がよくない?
・それだとGPA下がるし……
大学生という生き物は、いかに周りがとれない単位を手にするかでカーストが決まるイキリ集団です。試験前になると様々な口プが展開されます。
【Tips】口プ (くちぷ)
くちプレイ。嘘言動で他者を惑わす盤外戦術。「全然勉強していない」「その科目切ったわ」などと言っておきながら実は裏でこっそり勉強してる陰湿なアレ。
私は最近の若者なので安定志向。どちらも均等に時間をかけて勉強しました。当然「あまり勉強していない」などと言いつつ。
実際問題、試験数日前にゲーム『金色ラブリッチェ』をクリアし、喪失感に溢れていたところに体温が34°Cになる低体温現象が発生、頭痛がひどく勉強とかそれどころじゃなかったわけですが。
チョコボールが食べたくなる作品。妃玲奈ちゃん(CV 遥そら、左端)がすきです。 涙腺よわよわなので普通にうるっときてしまった。ちなみに一番大きく描かれてる子はシルヴィア・ル・クルスクラウン・ソルティレージュ・シスアって名前。なっが^^;
馬鹿野郎お前俺は溶接9割とるぞお前!
— 帰省の春もみじ (@Northern_maple) 2017年12月20日
↓
結果。
~溶接 試験前~
講師「いや、問題数は多いですけど、でもその分簡単ですから^^」
私「これは単位もらったわすまんな^^」
講師「始め!w」
私「む、これは」
私「……。」
溶接、自信持って答えられたの2割切ってるの草
— 帰省の春もみじ (@Northern_maple) 2018年1月17日
……
名前書いて、終わり!w
試験時間90分くらいあったはずなんですけど、10分足らずでペンを置きました。解けないし。
そもそもこの溶接、なんか知らんけど最初問題用紙が学生数の半分しかないというハプニングも。なんだそれ。半分しかなかったら配る前に紙束の厚みで気付くでしょ。やっぱりおちんpじゃねえかよこの科目。
あまりにも難しくてカンニングが横行したらしく、見つかった奴もいるそうで。バカかよ。
スマホ起動して、立って、前の席の答案を撮影した奴がいる、って噂も。いや本当だとしたらヤバすぎるでしょ・・・
溶接バッサリ捨てて必修一本勝負した人が得するという残酷な結果に。試験後の阿鼻叫喚っぷりはマジで凄かった。時間かけて勉強したのに解けないってなんだ。
溶接の講師が「試験の出来が悪い」と嘆いていた、という情報も。それはね、小テストに比べて期末の難易度跳ね上げすぎだからです。
てかアンタ、試験開始前に「簡単」って言ってなかったか???
その翌日の必修も問題数多くて難しかったですが、教授が昨年の過去問を配布してくれたり、友人が過去10年分の過去問を持っていたりと、対策のしがいがありました。
「10年分持ってる」ってなんだよ。ちょっとしたデータベースじゃん。そんなに解けねえよ。
後日、成績を確認したら必修は優で溶接は可でした。
あれだけ勉強して溶接可とかマジで許さんからな初回の授業からあの講師嫌いなんだよ講義資料の部数が全然足りないって言いに行ったら「じゃあ原本渡すから足りない分だけ印刷してこい」ってパシらされて印刷して帰ってきたら講義進めてて初回から話についていけなくなったしそもそもなんで初回から部数足りねえんだよ準備してこいよっていうか試験問題も足りなかったじゃねえか少しは成長しろよ
単位くれただけマシと考えるべきでしょうね、ええ。
2つ目、試験の延期。
まず、「履修したらゆゆ式の世界に行けるのでは・・・?」という浅はかな理由で履修申請を出した情報処理。こんな難しいのもう二度とやらん
ある日、講師の人が病欠で一回休講になりました。
講師「飛んでしまった分は補講せずにレポート課題で補います。」
私「天才」
友人「最高」
学生課「ダメです。補講しろ」
友人「は?」
私「学生課は引っ込んでろ」
講師「なんで?」
補講を行った分情報処理は試験が1週伸びました。17日予定だったその試験は1週延期・・・
17 + 7 = 24日はT◯EICの日ですね、
その次の日、25日に延期。もうこの時点でガン萎え。T◯EICで試験ラッシュを終える爽快感を返して。
次。関東では珍しく積もるほどの雪が降りました。とはいえ私からすれば大したことない雪でしたけど(イキリ道民特有の北から目線)
関東の電車は雪に脆弱なので当然いろんな路線がストップします。
これにより23日の2科目が延期になった・・・んですけど、天候は大学側も予想してなかったらしく、何日の何限に延期かの発表をなかなかしないという大事故。
試験日が翌日と発表されるか翌週と発表されるかで勉強ペースが変わってくるわけで。
いろいろあって26日と29日になりました。1科目のためにわざわざ大学に行かなきゃいけないこの面倒臭さ。
3つ目、試験監督の不在。
26と29に延期になった試験。26日は講師が20分遅刻。電車遅延なし。まあ事情があったんでしょう。
29日。この日で試験が全部終わる ─── なのに30分経っても来ない。電車遅延なし。学生課に突撃。学生課が慌てて教室にやって来て何事もなかったかの如く試験問題を配り始め、っていうかさ、
学生課の方々忘れてましたよね???事情説明は???
講師側からも特に説明なし。2人とも東京◯科◯科大学から来てる外部講師なんですけど。その大学大丈夫?
・・・ってなわけで、29日、一番簡単だと予想していた試験で試験ラッシュを終えました(実際簡単だった)。なんともすっきりしない終わり方。
来月は ── 今のところでかい予定は引越しですかね。楽しみですけど如何せん準備が面倒オブ面倒ですね。
でも今住んでるところより5億倍都会なのでQOL爆上がりだと思います。
遊びに来る人(忙しいだろうから来れるかどうか分からんけど)、もしいたら駅近いし都内だから電車でちょっと行くだけでいろんなところ行けるし最高だぞ。
今期は金土日月が休みのクソザコ履修でしたが来年度は間違いなく忙しくなるので……多分絶命するんじゃないかな。
ま、適度にぼんやり生きていきます。以上、日記終わり。