ド忘れ城本丸

城主・春もみじの近況報告/“微”忘録です ついった@Northern_maple

カービィと性的嗜好とバ美肉のおはなし

 

 突然だが、私の性的嗜好についての話をしようと思う。

 

 私はTSFが好きだ。男の娘、両性具有も余裕の守備範囲である。

 

 TSF(TransSexual Fiction / ~Fantasy)とは、「性別が転じることに関する創作」の総称を示す造語である。また、「性別の変化を主題の一つとした創作」とも言える。
 TSFは、「(男女間での)入れ替わり」 「異性への憑依」 「異性への変身」 「異性への脳移植」などに更に細かく分類される。男性と女性の身体が入れ替わる作品、憧れの異性に憑依する作品、予期せぬ性転換の当事者が自分の体に対して戸惑いや興味を示している作品などがTSFに該当とするとされている。

 

 出典 : TSF (てぃーえすえふ)とは【ピクシブ百科事典】

 

 

 小難しく書いてあるのでなんのこっちゃ、って思うかもしれないが、今流行りのクッパキングテレサを想像すれば分かりやすいだろう。 うん、あれ超いいよね。テレサ元々好きだから尚更なんだよな。まあ一過性のブームで終わりそうだけど……

 

 

 上で言うところの「異性への憑依」「異性への変身」がそれはもうたまらなく好きなのである。TSFのすべてが好きなわけではなく「男女間での入れ替わり」は嫌いで、明確な理由があるのだが今はその話はおいておくとする。

 

 私はこれらは「いたって健全な性的嗜好だと思っているのだが、どうやらそうとは限らないらしい。

 

 これよりやばいやつたくさんあるのにな……

(参考 : ドラゴンカーセックス (どらごんかーせっくす)とは【ピクシブ百科事典】

)

 

 さまざまな作品に触れ、徐々に性的嗜好が歪んでいくことはしばしばみられる現象である。 私は百合も好きだが、その発端が何なのかは定かではない。ふとしたきっかけでなんらかの作品に触れ、知らず知らずのうちに沼にはまっていったのであろう。

 

 しかし、TSFにズブズブになったきっかけは鮮明に覚えている。それを読んだのは小学生のときだった。

 

 

 私が小さい頃は漫画を読む文化があまりなかった。周りはお小遣いで漫画を買っていたが、私が初めてちゃんとお小遣いをもらったのは高校生になってからだったし、小学生の頃の漫画というとたまに行く旅行の移動中に暇だろうから、という理由で母がコロコロコミックを買い与えてくれる程度だった。

 

 だから私にとって漫画は常に話がとびとびで、同じ刊を何度も読み返し、続きが気になってモヤモヤしたものだった。今でも週刊や月刊の漫画雑誌を毎週/毎月買って読む人は凄いと思う。

 

 ある日、洋画好きの母がTSUTAYAに行くのについていったことがあった。するとどうだろう、漫画のレンタルもやっているではないか。漫画がたくさん並んでいる光景が当時の私にとっては珍しく、じっと眺めているだけで楽しかった。

 

 すると母がそれに気づき、「何か借りてもいいよ」と言ったのである。私は考えた。1巻から順番に読めるチャンスだ。色々考えた結果手に取ったのは、

 

 

 

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 『星のカービィ デデデでプププなものがたり』(ほしのカービィ デデデでプププなものがたり)は、ひかわ博一作の漫画である。『月刊コロコロコミック』にて1994年5月号から2006年11月号まで、『別冊コロコロコミック』にて1994年11月号から2006年4月号まで連載された。その後、『コロコロアニキ』2017年冬号に掲載された後に、2018年夏号から再び連載されている。この他に『学年誌』、『てれびくん』などでも同時連載された時期もある。

 

 出典 : 

星のカービィ デデデでプププなものがたり - Wikipedia

 

 1話完結もの。別に何巻の何話から読んでも差し支えのないものである。じゃあさっきまでの「1巻から順番に読めるチャンスだ」はなんだったんだ?とは思うが、これでも当時の私が私なりに考えた結果であった。それからはたびたびTSUTAYAに行くようになり、1巻から順番に借りて読んでいった。

 

 

 

 さて、この記事は私の性的嗜好についての記事である。

 

 

 

 そうだ。私はカービィ性的嗜好を歪められたのだ

 

 

 

 12巻、第7話『いきなり人魚姫!』。衝撃が走った。カービィが人魚姫になるのである。

 

 カービィの性別に関しては公言されていないが、ゲーム『星のカービィ64』でリボンちゃんにキスをされて頬を赤らめているため、おそらくオスだろう。

 

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 (女の子のキャラにキスされて頬を赤らめるから男だ、と決めつけるのもまあどうかと思う。百合好きなので。 )

 

 衝撃だった。オスだと思っていたキャラクターが、突如人魚姫、メスになったのである。話の中身はギャグだったが、そんなことはどうでもよくなってしまうくらい、男→女への変化が刺激的だった。そんな設定もありなのか、そんな話もありなのか……

 

 そうしてできあがった性の火種は思春期に盛大に発火。朝起きたら、薬の効果で、神の逆鱗に触れて……いろんな理由で主人公が異性へと転換するその様は見ていて非常に心がワクワクするのである。

 

 

 私の心の男性器はこれでもかというほど怒張し屹立していた。

 

 

 一度ついた火はなかなか消えることがなく、芋づる式に男の娘や両性具有に飛び火した。今となっては「生えている方がお得」と考えるまでにこの火災は発展した。ナニが生えているかは言わないが、とにかく一粒で二度おいしい、そんな感じがするのである。

 

 宗教上の理由で、または家庭の事情で、男として生きてきた女の子、という設定もアツい。主人公(男)と出会うことで女を自覚させられていくその過程、恥じらい。良い。

 

 王道ではあるが、男の子がとある理由から女子校に通うことになり、しぶしぶ女装するのもまた良し。葛藤、そしてまんざらでもない気持ち。またそういう子に限って似合ってしまうのである。なんならヒロインよりもかわいいのだ。しかもなぜかそういう子に限って料理ができたり、裁縫が得意だったり、何かと器用で女の子より女の子なのだ。ゲーム『オトメ*ドメイン』の飛鳥湊くんがいい例である。最高でしょ……

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 最強の女装、湊くん。すき。結婚したい

 

 

 ……性的嗜好暴露大会はこの辺までにしておこう。 

 

 

 さてどうやら一般的ではないらしい嗜好に燃ゆるこの炎、若干落ち着き穏やかになっていたのだが、今年新たに強烈な火が継がれた。バーチャルYoutuber(Vtuber)なるカテゴリである。

 

 現実世界とは違いバーチャル空間は何せバーチャルなのでもうやりたい放題なのである。

 

 するとどうなるか ─── バーチャル空間に可愛い美少女として自身を投影する猛者が現れた。あろうことかボイスチェンジャーを使って可愛い声に変換する人も現れた。

 

 いわゆる「バ美肉」だが、もう正直たまらないのである。

 

 ばびにく【バ美肉】[名]

 「バーチャル美少女(セルフ)受肉」の略称。「バーチャル美少女セルフ受肉おじさん女子会ワンナイト人狼」という配信が行われた際に、略して「バ美肉おワ人狼」と呼んでいたことから、「バ美肉」の部分だけ抜き出されて広まったもの。Live2Dや3D等で作られた仮想美少女の器に、自ら入って活動する行為を示す。「──おじさん」

 

 出典 : ビバ・バ美肉!

 頒布 : C94、倫敦茶党

 (この本最高でした……!!!)

 

 それまではVtuberというコンテンツはそこまで興味がなかったのだが、この存在を知って以降それはもうどっぷりと沼にはまってしまった。

 

 彼ら?彼女ら?は自身を「おじさん」と称するのだが、女の子なのである。なぜか配信中に喘ぐのだ。お酒を飲んでふにゃふにゃになるのだ。可愛い声を作ろうと模索しているのだ。可愛く繕う様はさながらおめかしをする女の子だ。配信で「メス堕ち」と言われるのも仕方のないことなのだ。

 

 いや待て、もともとおじさんは女の子なのだからメス堕ちも何もないのでは……?

 

 いや、私の気が狂っているわけではない。安心して欲しい、性別の概念くらい分かっている。

 

 でもボイスチェンジャーの類を使わずとも女声が出せる人もいて(正直意味が分からないが)、見た目も美少女、言動も可愛く見せようとする、それはもう実質女の子なのでは……?

 

 おじさん同士でいちゃつくのも百合と認識するようになってきた。当然のことである。だっておじさんは女の子だから。ガチ恋勢が生まれるのも自然の摂理である。だって画面に映っているのは可愛らしい美少女だから。

 

 

 このバ美肉界隈、火がつき始めたばかりの発展途上なコンテンツである。徐々に広がりを見せてきてはいるが、まだまだである。私はこの「平成最後の年に生まれた地獄のコンテンツ」の炎が絶えてほしくない。傍から見たその地獄は私にとっては天国、楽園なのだから。

 

 ようやく見つけた私の性的嗜好依代なのである。

 

 ああ待ってくれ。私はおじさんに性的興奮を覚えている訳ではない。それくらいの線引きはできている。有り体に言えば私がJKくらいの美少女になった方が興奮する。身体が美少女化を求めているのだ。

 

 

 

 “彼女ら”をきっかけにほかの人の心に新たな火種が生まれ、おじさんへの恋の炎に身を焦がすことを切に願っている。